この記事は、こんな方におすすめです☆
・楽天証券で米国株取引をしている方
・円貨決済で買い注文を出すことが多い方
この記事は、たまママが書いています☆
・楽天証券ヘビーユーザー
・米国株投資歴は約2年
2021年3月17日、楽天証券からとっても嬉しいお知らせがありました。
【重要】米国株式の自動入金(スイープ)対応に伴う「楽天証券マネーブリッジ利用規定」改定のお知らせ
2021年4月4日(日)付けで「楽天証券マネーブリッジ利用規定」の一部改定を行います。
【主な改定内容】
楽天証券公式ホームページより引用
・自動入金(スイープ)対象商品追加(米国株式)に伴う記載内容の追加
「…つまり、どういうこと?」
と、困った顔をしているそこの貴方!
わかりやすく解説しますね、一緒に確認していきましょう☆
自動入金(スイープ)とは?
自動入出金(スイープ)は、
楽天銀行と楽天証券の資金移動サービスです。
銀行口座と証券口座を資金が自動で移動するため、
取引の都度入出金操作をする必要がありません。
自動入出金(スイープ)とは?
自動入金(スイープ):
楽天証券での買い注文時に、楽天銀行の預金残高から不足資金を「自動入金(スイープ)」することが可能となります。自動出金(スイープ):
楽天証券公式ホームページより引用
証券口座にある資金を、毎営業日夜間に楽天銀行へ「自動出金(スイープ)」されるので、資金をご自身で移す手間なく、優遇金利が適用されるようになります。
日本株や投資信託の買付で、
自動入出金(スイープ)を利用している方は多いのではないでしょうか。
しかし現在は、
米国株取引で自動入金(スイープ)が使えません…。
楽天証券と楽天銀行が提供している「マネーブリッジ」の自動入出金(スイープ)機能は、現在米国株式の売買に対応しておりませんので、ご注意ください。(2019年4月15日時点)
楽天証券公式ホームページより引用
2021年4月4日から何が変わるのか?
これまでの米国株取引では自動入金(スイープ)が使えないため、
買い注文(円貨決済)の度に楽天証券口座へ手動でお金を入れる必要がありました。
しかし2021年4月4日からはいよいよ、
米国株取引に自動入金(スイープ)が適用されます。
米国株の買い注文時に楽天銀行口座から必要な金額が自動入金されるのです。
面倒な入金手続きが不要になるので、スピーディーな注文が可能になりますね☆
24時間入金可能に!(予想)
手動の入金方法である「らくらく入金」と「リアルタイム入金」には、
定期メンテナンス等による入金不可の時間帯があります。
このため米国株を買いたいタイミングで入金できず、
機会損失した方も多かったのではないでしょうか。
楽天証券公式ホームページより引用
2021年4月4日からは、自動入金(スイープ)が米国株取引に適用されることにより、
24時間の入金が可能になるのではと予想しています。
買いたいタイミングでいつでも入金できるのは大きなメリットですね☆
為替変動への自動対応が可能に!(予想)
円貨決済の買注文で、注文から約定までに急激な円安進行が起こると、
注文が自動キャンセルされてしまうことがあります。
円貨決済の買注文では、参考為替レートの1.05倍で円換算した金額が拘束されます。
しかし急激な円安が進行して拘束金額では足りなくなると、
買い注文が自動キャンセルされてしまうのです。
円貨決済で執行条件を期間指定で米国株式の買い注文をする場合、
楽天証券公式ホームページより引用
為替レートの見直しにより資金が足りない場合は注文が失効となります。
2021年4月4日からは、自動入金(スイープ)が米国株取引に適用されることにより、
為替変動による自動注文キャンセルを防げるようになりそうです。
楽天証券マネーブリッジ利用規定の第8条には、以下の文言が追加されています。
なお、米国株式の円貨決済注文については、注文執行中の為替レートの変動にともなう必要額の増加により、追加的に自動入金(スイープ)が発生する場合がございます。詳細は、当社所定のウェブサイト等にてご案内いたします。
楽天証券公式ホームページより引用
今後また詳細の案内がありそうですが、これは期待できますね。
因みに私は現在、為替変動による資金不足に対応するため、
自動出金(スイープ)で証券口座に常に1万円残す設定をしています。
4月4日以降は、この設定を解除しても大丈夫そうですね。
楽天銀行の預金金利を最大限に受け取れるので、ありがたいです☆
一方でこの自動追加入金機能により、
「予想以上の金額が引き落とされちゃった!」という悲劇も起こり得るので、
自分でON/OFFを切り替えられる形になるのではと予想しています。
今後また詳細の案内が出てきたら、記事を更新しますね。
楽天証券での米国株式の自動入金(スイープ)対応の解説、いかがでしたでしょうか?
この記事が、少しでも皆様の参考になれば嬉しいです。
最後まで読んで下さり、ありがとうございました☆
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