【都道府県民共済】2回目の帝王切開でも給付金を受け取れる唯一の医療保険!加入のタイミングと実際の体験談を詳しく解説します

★☆当ブログにはPR広告が含まれます☆★

ブログランキング・にほんブログ村へ  このエントリーをはてなブックマークに追加
ブログランキング・にほんブログ村へ  このエントリーをはてなブックマークに追加

この記事は、こんな方におすすめです☆
 ・帝王切開の経験があり、今後さらに子どもがほしい
 ・帝王切開経験があっても保険金が下りる医療保険が知りたい

この記事は、たまママが書いています☆
 ・帝王切開で2回出産経験あり

私は基本的に、医療保険は要らない派です。
しかし、第二子出産に備えて、とある医療保険に加入しました。

帝王切開経験があっても保険金が下りる素敵な保険を見つけたからです。

今回はその保険について記事にしていきます。



スポンサーリンク

帝王切開の基礎知識

まずは帝王切開について、基本的なおさらいです。
既にご存知の方は、スキップしていただいてOKです。

出産は、「経腟分娩」と「帝王切開」のどちらかに分類されます。

いわゆる自然分娩の他、無痛分娩や吸引分娩など含め、
赤ちゃんがお母さんの膣から出てくる出産が「経腟分娩」です。

何らかの理由で経腟分娩が難しく、
お母さんの子宮を切り開いて赤ちゃんを取り出す出産が「帝王切開」です。

帝王切開はあくまで手術(医療行為)であり、自分で希望して選択することはできません。

Q1. どんなときに帝王切開をしなければならないのですか?

帝王切開は「予定帝王切開」と「緊急帝王切開」の2つに分けることができます。

予定帝王切開を行う理由には、逆子や双子(あるいは三つ子以上)、胎盤が子宮の出口をふさいでいる場合(前置胎盤といいます)、 お母さんが以前に帝王切開やそれ以外の子宮の手術(例えば子宮筋腫を取る手術)を受けたことがある、などが挙げられます。

緊急帝王切開を行う理由で多いもののひとつは、妊娠中や分娩進行中に赤ちゃんの元気がなくなることです。 また経腟分娩を目指して分娩が始まったものの、赤ちゃんの体が途中でひっかかってうまく降りられない場合にも、緊急帝王切開をすることがあります。

日本産科麻酔学会ホームページより引用

ちなみにたまママは、
1回目は赤ちゃんが大きすぎて降りてこれずに緊急帝王切開
2回目は帝王切開の経験があるため予定帝王切開でした。

厚生労働省の統計によれば、帝王切開で出産する方の割合は年々増加しており、
2017年にはおよそ4人に1人が帝王切開で出産しているそうです!

厚生労働省政府統計より引用



スポンサーリンク

帝王切開と健康保険の関係

日本には「国民皆保険制度」という、とても素敵なシステムがあります。

このシステムのもと、日本国民は全員が何らかの形で健康保険に加入しており、
どんなに医療費が高くても、自己負担はその3割(6~70歳の場合)で済みます。

またその3割の自己負担医療費についても、月当たりの限度額が所得に応じて決まっており、
限度額を超えた分の医療費が還付される高額療養費制度」が兼ね備えられています。


厚生労働省ホームページより引用

国民皆保険制度において、出産は医療行為とはみなされません。
このため通常は、分娩にかかる費用は自己負担10割です。

一方で、帝王切開は医療行為とみなされるため、
健康保険および高額療養費制度の対象となります。



スポンサーリンク

帝王切開と医療保険の関係

民間の医療保険においても同様に、帝王切開は医療行為とみなされます。
このため帝王切開で出産した場合、保険金を受け取ることができます
(入院給付金、入院一時金、手術一時金など)

巷では最近、医療保険不要論が流行っていますね。

たまママも基本的には、民間医療保険は不要と考えています。
国民皆保険制度があるので、医療費は貯蓄で賄うほうが合理的です。

しかし、出産に限って言えば、必ずしもそうではないかもしれません。

25%という比較的高い確率で起こる帝王切開に備え、
妊活開始から出産を終えるまでの期間限定で民間医療保険に加入することは、
人生の選択肢としてアリだと思います。

仮に月額2,500円で、帝王切開で20万円受け取れるような保険であれば、
期待値は20万円×25%=5万円ですから、
5万円÷2,500円=20か月以内に出産するのであれば、もとが取れる確率が高いわけです。

(保険というよりも、博打の考えに近いですが…笑)

特に、過去に帝王切開を経験されている方

今後まだ妊娠出産を考えているのなら、
医療保険を解約するタイミングは慎重に考えましょう。

自らVBAC(※帝王切開後の経腟分娩)を望まない限り、次の出産もほぼ確実に帝王切開です。
現在加入中の医療保険は、出産を終えるまで継続したほうがが良いかもしれませんよ



スポンサーリンク

【本題】帝王切開経験者も保険金がおりる、唯一の医療保険

さて、ここからが本題です。

帝王切開経験のある方が新たに医療保険に加入する場合、
その後の帝王切開で保険金は受け取れるのでしょうか?

医療保険の場合、加入にあたって過去の病歴や手術歴についての告知義務がありますね。

過去に帝王切開の経験がある場合、
残念ながら通常条件で医療保険に新規加入することはまず不可能です。

加入お断りか、緩和型加入(保険料が高く保障が薄い)か、
あるいは部位不担保(子宮関係には保険金がおりない)となるでしょう。

そう、ただ1つの例外を除いては…。。。

たまママ、見つけてしまいました。

帝王切開や子宮手術経験者であっても、
帝王切開で保険金を請求できる唯一の医療保険。

それはずばり…
都道府県民共済です!!

※厳密に言えばコープ共済のたすけあいコースも該当しますが、
過去の帝王切開から5年以上経過しないと加入できないため、本記事では除外します。

都道府県民共済の健康告知内容を見てみましょう。

下記の「健康告知内容」に該当する方(花粉症は除きます)は、ご加入いただけません(健康状態については告知のみで、医師等による診査は不要です)。ただし、内容によって一部条件付きでご加入いただける場合がありますので、くわしくは都道府県民共済までお問い合わせください。

(中略)

5. 手術を受け、治ってからまだ1年以内である。

(以下略)

全国共済ホームページより引用

これ要するに、1年よりも前の帝王切開は関係ないよと言っています。

帝王切開の場合、病院にもよりますが、
次の妊娠まで1年程度間隔をあけるように指示されます。
傷口が開いてしまう危険があるからですね。

つまり、次の妊活開始時点で帝王切開から1年経過しているのです。
なんというピッタリ具合!!

帝王切開経験者の場合、次の出産もほぼ確実に帝王切開です。
加入した時点で未来の保険金が予約できる、夢のような保険ですね。

ここで注意点が二つあります。
 ・都道府県民共済に加入するタイミングは、妊活を始める前にしましょう。
 ・妊活を始めるのは、加入後4か月程度経ってからが望ましいです。

その理由は、加入後1年以内の帝王切開の場合、保険金が下りないからです。

Q. 現在、妊娠していますが加入することはできますか?

「健康告知内容」に該当しなければご加入いただけます。
ただし、保障開始後1年以内の帝王切開について手術共済金のお支払いはできません

都民共済ホームページより引用

●お支払いに関する注意事項
減額またはお支払いができない場合は、主に以下のとおりとなります。

(中略)

(10)「手術」について、<診療報酬点数1,400点未満の手術/創傷処理等の手術/ご加入(コース変更)後1年以内の帝王切開>によるとき

都民共済ホームページより引用

【2021年3月19日追記】
読者様からご質問をいただいたので、追加記事を書きました。



たまママのおススメ加入プラン

都道府県民共済の医療保険(生命共済)には、
総合保障型」と「入院保障型」の2つの基本コースがあります。

総合保障型には手術の保障がないため、
帝王切開に備えるのであれば、「入院保障型」がおすすめです

掛け金は月額2,000円です。

全国共済ホームページから引用

さらに注目すべきは、基本コースとセットで加入できる医療特約です。

医療特約をつけることで、入院一時金および手術手当金が拡充されるので、
帝王切開にぴったりの最強保障プランとなります。

掛け金は月額1,000円が追加されます。

全国共済ホームページから引用

帝王切開で7日間入院したと仮定して、
最強プランの保障内容を見てみましょう。

  • 入院一時金:2万円
  • 入院手当金:1万円×7日=7万円
  • 手術手当金:10万円+20万円=30万円

受け取れる保険金の合計は、39万円にもなります。

月々の掛け金は3,000円なので…、
加入から10年以内に出産すればもとが取れる勝ち戦です。

これはもはや、一種の資産運用ですね☆



追加ボーナス、割戻金

都道府県民共済には、「割戻金」という制度があります。

民間の保険会社と異なり、共済はお金儲けができません。
毎年決算を行い、余ったお金は「割戻金」の形で加入者へ返還されます。

これが、意外とたくさん返ってくるんです。

例えば、2019年の東京都民共済の割戻金実績は、
入院保障型(医療特約含む)の場合、掛け金の37.31%だったそうです。

つまり月額3,000円の掛け金のうち、1,119円が返還されたということですね。
実質掛け金は、1,881円となります。

いやぁ~、素晴らしいですね!



たまママの経験談

最後に、たまママがどのように都道府県民共済に加入して、
どのくらいの保険金をいただいたかをお見せしますね。

・2019年3月に加入/2020年5月に解約(加入期間15か月)
・入院保障2型+医療特約
・月額保険料3,000円:総額保険料45,000円

・2020年4月に予定帝王切開で出産
・受け取った保険金総額:390,000円

・受け取った割戻金総額:14,631円

  実質30,369円の掛け金で、39万円GET

あらためて眺めても、すごい数字です。

実は上記以外にも、たまママは妊娠中に合併症で33日間入院していまして…、
なんとその時も、入院給付金33万円いただいてます

共済さんからすれば、さぞ嫌なお客だったことでしょう…。笑

帝王切開の術後って、すっごく痛いんですよね。
本当は経腟分娩で産みたかったのに、泣く泣く帝王切開になってしまうママも多いと思います。

でも…、帝王切開で産むことで、こんな風にお金が増えるのなら…、
少しだけ、気持ちが前向きになりませんか?

帝王切開と都道府県民共済のお話、いかがでしたでしょうか?
少しでも皆様の参考になれば嬉しいです。

最後まで読んで下さり、ありがとうございました☆

ご意見、ご質問、リクエストなど、こちらからお気軽にお問合せください。



タイトルとURLをコピーしました