この記事は、こんな方におすすめです☆
・楽天経済圏で生活している方
・楽天モバイルの新プラン「Rakuten UN-LIMIT VII」について知りたい方
・「楽天モバイル」SPUの達成コストや損益分岐点を知りたい方
この記事は、たまママが書いています☆
・楽天経済圏の住人
・年間130万ポイントゲッター
・実は理系。数字にはわりと強い。
楽天サービスのひとつである「楽天モバイル」、皆さんは使っていますか?
月額コスト0円で利用できるので、SPU達成による楽天市場のポイント還元率アップを狙って利用されている方も多いのではないでしょうか。
私たまママも、もちろん楽天モバイルユーザーです。
この「楽天モバイル」の料金プランについて、2022年5月13日、衝撃の発表がありました。
2022年7月1日(金)をもって、月額0円で利用できる「Rakuten UN-LIMIT VI」プランが廃止され、新プラン「Rakuten UN-LIMIT VII」に移行します!
楽天株式会社はモバイル事業でかなりの額の赤字を計上していたので、まぁいつかは来るだろうと噂されていた変更ですね。
個人的には、もっと早く廃止されると思っていたくらいです(笑)
さてその一方で、2022年6月から「楽天モバイル」のSPUが拡充され、楽天モバイル利用者はこれまでより多くのポイント還元を受けることができます!!

朗報なのか悲報なのかわかんないな…
これからも楽天モバイル使い続けるべき?

今回の変更はけっこう複雑だよね。
人によって改善だったり改悪だったりするから、
一緒に考えてみよう!
この記事では、楽天モバイルのプラン改定とSPU拡充の内容をわかりやすく解説し、
2022年6月以降の「楽天モバイル」SPU対策を考察してみました☆
楽天モバイル新旧プラン比較
新プラン「Rakuten UN-LIMIT VII」と旧プラン「Rakuten UN-LIMIT VI」の内容を比較してみましょう。

2つのプランの大きな違いは、
①月1GB未満の料金(0円→1,078円に改悪)
②かけ放題オプションの通話時間(10分→15分に改良)
の2つです。
後述するSPU拡充を踏まえると、
いま月1GB以上楽天モバイルを使用している方にとっては、今回の変更は朗報と言えそうです。


新プランへの移行手続きは?いつまで無料で使えるの?
いま現在「Rakuten UN-LIMIT VI」をご利用中の方は、7月1日(金)に自動で「Rakuten UN-LIMIT VII」にプラン移行されます。
ただし既存ユーザーには、2022年10月31日まで実質無料のまま利用できる期間が設けられており、実際に月額0円プランが廃止されるのは2022年11月からということになります。


今すぐ慌ててどうこうする必要はなし!
11月以降どうするか、ゆっくり考えていこう。
2022.6~楽天モバイルSPUが拡充!
楽天モバイルのプラン変更に先行して、2022年6月から「楽天モバイル」のSPUが拡充されます。
現在まだ情報が限られていますが、
・楽天モバイル回線利用でさらに+1倍
・楽天ダイヤモンド会員なら+1倍
という2つのSPUが加わるようです。

楽天モバイル関係のSPUと、今回新たに追加となるSPUをまとめて一覧表にしてみました。

SPUは増えるけどSPU達成コストも増える…という状況ですね。
「楽天モバイル」SPUの損益分岐点を計算(2022年6月以降)
それでは、「楽天モバイル」のSPUの損益分岐点を計算してみましょう。
「楽天モバイル」のSPUを達成すると、楽天市場でのお買い物金額(税抜き)に対して合計2%のポイントが還元されます。
月間お買い物金額と付与ポイントの関係をグラフにすると、こんな感じです。

計算式は、付与ポイント = 月間お買い物金額(円、税抜)× 2% ですね。
月間獲得ポイント上限に達するお買い物金額は、
+1倍分(新SPU)は10万円(上限1,000ポイント)
+1倍分(旧SPU)は50万円(上限5,000ポイント)
となります。
SPU達成コストを、「Rakuten UN-LIMIT VII」の3GB未満利用時の料金1,078円として、損益分岐点を計算してみましょう。
グラフにするとこんな感じです。


計算式は、0 = 損益分岐点(円)× 2% – 1,078円 ですね。
コストが相殺される損益分岐点は、
月間お買い物金額5.39万円(税抜)という結果になります。

オッケー、余裕だわ

楽天モバイルを月3GBより多く使うと
損益分岐点も上がっちゃうので注意してね。
参考までに、
月20GBまで使って2,178円/月のコストがかかった場合、
損益分岐点は月間お買い物金額11.78万円(税抜)
月20GBより多く使って3,278円/月のコストがかかった場合、
損益分岐点は月間お買い物金額22.78万円(税抜)
に上がってきます。
「楽天モバイルキャリア決済」SPUを加味した損益分岐点は?(2022年6月以降)
楽天モバイルに関係の深い、「楽天モバイルキャリア決済」SPUも加味して損益分岐点を計算してみましょう。
「楽天モバイル」と「楽天モバイルキャリア決済」のSPUを両方達成すると、楽天市場でのお買い物金額(税抜き)に対して2.5%のポイントが還元されます。
月間お買い物金額と付与ポイントの関係をグラフにすると、こんな感じです。

計算式は、付与ポイント = 月間お買い物金額(円、税抜)× 2.5% ですね。
月間獲得ポイント上限に達するお買い物金額は、
+1倍分(モバイル新SPU)は10万円(上限1,000ポイント)
+1倍分(モバイル旧SPU)は50万円(上限5,000ポイント)
+0.5倍分(キャリア決済SPU)は100万円(上限5,000ポイント)
となります。
「楽天モバイル」のSPU達成コストは「Rakuten UN-LIMIT VII」の3GB未満利用時の料金1,078円、
「楽天モバイルキャリア決済」のSPU達成コストは課金条件金額の2,000円、
合計コスト3,078円として、損益分岐点を計算してみましょう。
グラフにするとこんな感じです。

コストが相殺される損益分岐点は、
月間お買い物金額13.86万円(税抜)という結果になりました。

楽天モバイルだけの時より損益分岐点が上がった…?

キャリア決済SPUの損益分岐点が高いからね。
ライトユーザーさんはモバイルだけでOKってこと。
参考までに、楽天モバイルキャリア決済SPU単体の損益分岐点は40万円です。
「楽天モバイル」のSPUだけの場合とグラフを重ねてみましょう。

お買い物金額が月40万円(税抜)未満の場合、キャリア決済SPUをパスしたほうが実質獲得ポイントが多いことがわかりますね☆
今後のSPU対策まとめ
・月5.39万円(税抜)以上楽天市場で購入するなら、楽天モバイル契約は残すべき!
・月3GBを超えると損益分岐点も上がるので、データ通信用の安いサブ回線を検討してもいいかも!
・楽天モバイルキャリア決済SPUは損益分岐点が高いので、月40万円(税抜)以上買わないなら無理せずスルーでOK!
「楽天モバイル」プラン変更と新SPUの解説、いかがでしたでしょうか?
この記事が、少しでも皆様の参考になれば嬉しいです。
最後まで読んで下さり、ありがとうございました☆
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